2009年2月20日金曜日

ファンドマネージャー

ファンドマネージャーとは、投資信託など、不特定多数の人や企業から多くの資産を預かって、それを運用して増やしていく仕事のことです。

ファンドマネージャーになるには、経済学を学び、投資信託会社に入社、証券アナリストとして経験を積み、運用部門でファンドマネージャー・アシスタントとして先輩に就く。そして、実際にファンド運用を経験して実績を上げたのち、金融庁にファンドマネージャーとして登録します。

業界では「5年で一人前」と言われる道の長い職種であるのです。

しかし、その給料は外資系では平均2,000万円、億以上もごろごろいる。
そんなファンドマネージャーの仕事は、非常に高収入と言えます。

外資系運用会社なら、30代前半で年収1,000万円以上はほとんどで、2,000万円以上を稼ぐ者も少なくありません。また、日本の生命保険会社、銀行系列勤務ですと成果報酬率が低く、1,000万円程度と言われています。

良いことずくめのファンドマネージャーですが、実態は厳しい世界です。結果がすべての勝負の世界ですので、その世界で生き残るには体力、精神面でかなりのハードさを要します。

疲労、精神的苦痛から体調を崩す者は続出し、入院する社員もごろごろいます。また、業績の悪い社員には退職金を上乗せするなど好条件を提示され、退職を奨励されます。

近年、何かと話題のファンドマネージャー。最近では、米国を中心に「稼ぎすぎではないか」との批判もあります。


一般にファンドマネージャーの収入を引き上げているのは外資系運用会社と言えます。給与体系は基本給プラス成果報酬となります。一般的に成果報酬は、ボーナスに反映されます。

例えば、外資系ファンド「ゴールドマンサックス」で見てみると、社員の年間平均給料が5,000万円と驚くべき数字です。給与体系は個人のトータルコンペンセーションが決定され、基本給を差し引いた金額がボーナスとなります。

こうして出たボーナスは理論上、青天井となるため、一般企業では考えられない高収入となります。

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